スペイン語講座・スペインとの文化・AIYES通信 | 横浜スペイン協会|

サンティアゴ 銀の道⑯

2018年5月18日

5月13日、ラ カルサダ デベハルからフエンテロブレ デ サルバティエラまで20.3km。

今日は一日中寒かった。しばらく右手(東)に雪が残る山を見ながら牧場の中を歩きました。

今日の宿泊は教会が運営する巡礼宿です。 到着すると「貴方が来られるのは知っていました。日本との交流に努力している人ですね。特別な部屋に案内します。」と言われて訳がわからないいまま4人部屋に一人案内されました。

 宿泊者20人と夕食後近くの教会で行われる巡礼者への祝福の会に出ました。

 

5月14日、フエンテロブレ デ サルバティエラからサン ペドロ デ ロサドスまで28.7km。

今日の巡礼は海抜900mから1200mくらいの高地でした。曇りのち小雨で雨具を着けました。歩くには快適でしたが写真撮影には苦労しました。

 放牧場にいるイベリコ豚を何回も見ました。ほとんどの豚は臆病で近寄れませんが今日のは呼びかけると人懐っこく近寄ってくる豚に出会いました。

 グラナダから来た中で初めてたくさんの風力発電の風車を見かけました。風力発電はスペイン中部から北部に集中しているのかもしれません。あるいは海抜1100mのためなのか?

 

5月15日、サン ペドロ デ ロサドスからサラマンカまで23.7km。

 異常気象のせいで寒い日が続きます。今日も昼ごろまで手袋をはめて歩きました。

 アルベルゲを予約するとき「14時からシエスタ(スペインの昼寝)に入ります」と言われていたので途中休まず一気に23.7kmを歩きました。

 サラマンカ大学は13世紀初めに創設され、14、5世紀にはヨーロッパの学問の中心地と言われていました。スペイン語を学習する日本人ならば一度は留学したいところです。

 情報の整理と休養を兼ねてここで連泊します。