スペイン語講座・スペインとの文化・AIYES通信 | 横浜スペイン協会|

サンティアゴ 銀の道⑨

2018年5月4日

4月26日、アルカラセホスからイノホサ デレ デゥケまで23km。

牧場や畑にある無数の樫の巨木を見ながら歩きました。樫の巨木は皆違った形をしていて芸術作品を見ているようです。 

宿泊は町営のアルベルゲ、町役場の隣のローカル警察で登録を済ませて宿の鍵をもらいます。

4月27日、イノホサ デ デゥケからモンテルビオまで31km。 

町外れにあるバルでパンコントマテの朝食をとりました。バルのご主人にトマトのすりおろす道具を尋ねたら、バティドーラ(batidora)と言って写真の道具を見せてくれました。

モンテルビオまで途中に集落も何もないのでバナナ2本と水1リットルをリュックに入れて出発しました。合計重量は13kgを超えており、これが私の体力の限界と思いました。

今日のルートも牧場と畑の中を行きました。丁度羊の出産ラッシュで生まれたばかりの子羊がひょこひょこと親羊の後に従う姿には心がなごみます。

4月28日、モンテルビオからカスツエラまで17km。

朝出発時の気温は7度。寒いのでフリースのジャンパーを着ました。 

ミゲルは昨日から足の裏が痛いと言うので、見ると大きなマメを二つ作っています。ルイスは昨日歩いている最中に転倒して足首を痛めたよう。無事に長距離を歩き通すのはなかなか大変です。

今日も巡礼路には花がいっぱい。美しい自然を満喫しています。

昼食はトマトの冷スープ(ガスパチョ)と子牛の頬肉の煮込みでした。

(写真は樫の巨木)