スペイン語講座・スペインとの文化・AIYES通信 | 横浜スペイン協会|

2019問屋正勝の巡礼日記④

2019年4月23日

4月16日

 Artieda - Undués, 歩行距離21.6km

 7時に朝食をとってイサベルと一緒に巡礼宿を出ました。しかし歩くリズムが違うためすぐに別れます。

 イサベルは4月1日にフランスのトルースを出発して9日にオロロンで私と出合い、以後時々巡礼路や宿であうようになりました。フランス生まれフランス育ちですが両親がスペイン人であるため家庭ではスペイン語を話すと言います。このため彼女との会話はスペイン語になります。

 この4,5日は体力と気力を試すような行程でしたが、今日は余裕を持って村に到着しました。今夜の巡礼宿は一人になりそうです。

 今日はYesaの貯水湖に沿うように西に向かい、300mほど登って再び下るような行程でした。

 昨夜の雷雨で山道の落ち葉はたっぷりと水を含んでおり、爽やかな風を頬に感じながら黙々と歩きました。

 

4月18日

Sangüesa - Monreal, 歩行距離27.2km

12時頃から2時間くらい雨の山道を歩きました。

比較的緩い登りは合計すると600mくらいになります。

途中いくつかの小さな村を通り過ぎましたが、レストランは無く、結局昼食にありついたのはMonrealで4時頃になりました。

村の入り口の牧場に、沢山の羊が見られました。

メニューは野菜のコンソメスープ、ポークチョップのトマトソース煮、凝固乳のデザートでした。聖週間の祭りなのか、大勢の村人と一緒になりました。