スペイン語講座・スペインとの文化・AIYES通信 | 横浜スペイン協会|

サンティアゴ 銀の道③

2018年4月16日

4月14日、ピノスプエンテからモクリンまで14.8kmと短距離でしたが、モクリンは海抜1000mの高原にあるため12.5kgのリュックを担いでの登り坂は体に答えました。しかし途中の眺めは最高に美しかったです。この辺りはオリーブの産地で見渡す限り、オリーブ畑が広がっているのが見えます。

4月15日、今日の行程はモクリンからアルカラ ラ レアルまでの22.2kmでした。海抜1050mにあるモクリンから重なるような丘を見ながら一気に数百m下りました。オリーブ畑やちょうど収穫期のアスパラガスの畑をいくつも通り過ぎました。

 

同行のミゲルが指差して「脱穀場だよ」と言いました。直径10mくらいの円形広場に収穫した小麦を積み上げてその上に脱穀板を置き、これを馬が引きながら円形広場を回ります。脱穀板は1.5m x 1mくらいの重い板で表面に無数の小石が埋め込まれています。

脱穀板は何度も見かけたことがありますが、脱穀場を見るのは初めてでした。

もちろん今では収穫と同時に小麦を脱穀してトラクターに積み込む作業が一連で行われます。

 

宿泊しているホテルはアルカラ城のすぐ下です。