スペイン語講座・スペインとの文化・AIYES通信 | 横浜スペイン協会|

サンティアゴ巡礼路便り㉖

2016年9月12日

昨日(9月8日)、午前中いつものようにアルフレッド夫妻、パコと私の四人でモリナセカ巡礼宿の掃除をしました。その後私の71歳の誕生日(9月10日)祝いに同僚のパコを昼食に誘いました。こちらでは本人が周りの人たちを招待する習慣です。

 

夕方ブランコ氏(元レオン県議)の車でレオン市の現代美術館(MUSAC)にホルヘ君の製作した映画を見に行きました。映画は近松門左衛門の人形浄瑠璃「心中天網島」からシナリオを書いたと言います。

 

ホルヘ君はカスティージャ・レイン州政府大臣の子息で数年前に東京大学隈教授の元に1年間留学しています。建築の学士は終了し現在映画を専攻しています。日本滞在中、父親からの依頼で保護者を勤めました。横浜の自宅に何回も来ました。父親も年末年始に来日時、我が家のおせち料理を食べました。

 

上映に先立って30分くらいホルヘ君、父親そして母親と再会し近況を話しました。

 

映画は現代風、抽象的にアレンジされており、興味深いものでした。50人ほどの部屋はほぼ満席でした。上映後質疑応答の時間に質問が相次いでありました。

 

モリナセカに戻ったのは真夜中でした。