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サンティアゴ巡礼路便り⑫

2016年8月20日

8月14日、人口35人のアヘス(Agés)村にやって来ました。ここは2007年最初の巡礼を終えて初めて巡礼宿のボランティアを経験したところです。パエリアの作り方を教わったのもここです。宿の食堂の壁には色あせた私の写真が今も掛けられています。巡礼宿の名前はエル・パハール(El Pajar)、麦藁置き場という意味で、もともと農家の麦藁置き場だったところです。その後も何回かボランティアで滞在しました。今ではイサベルとルイスにかわって別の夫婦が運営をしていますが同様に歓待してくれました。村に入って角のバルのおばさん(マギー)に最初に捕まってジョッキー二杯のビールと昼食をご馳走になり、何人かの村人を訪問して近況を報告しました。この村は私の巡礼の原点の一つです。